心理、催眠のおごり

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
以前 クライアントを 傷つけてしまったことがあります その時は 臨床心理士を目指す大学院生と 交流し認知行動心理学を学び NLPや催眠に夢中になって 取り組んでいた 時でした
ある日 一人の 女性の相談者から 「付き合って一年、 喧嘩すると彼がいつも腕を組んでいる、ずっと~違和感がある」 なぜでしょうか?との相談がありました 大方の本や ネットでは 腕を組むのは 警戒心から~ 疑問について思考~ 等と 書いてあります そして 「感覚的なものが強いか 内部対話してるのかも~」 「カウンセラーも そう答える人も少なくありませんでした」 (女性談) 私も その時 同意見でした いわゆる さほど 気にすることでもないと 返答しました それから 数日後 連絡があり 電話の向こうで 彼女は 泣いていました 会いに行くと 彼から ボコボコに殴られ 顔を腫らしていました 彼はいませんでしたが 彼女に 言い残していったそうです 「喧嘩しても手を出しちゃいけん、そう思って~」 腕を組んでいたのは 彼なりの 我慢のポーズ 私は 彼女に 謝罪しました そして 彼とも 数日後 会い 具体的な 彼女への対応、謝罪を促しました 結局、 一人一人 人は皆 色々な 無意識の意図を持って 行動している 生身の人間の 心理を 本や 限定的な情報では 決めつけられない 複合的な心理学や 「リアルな観察からしか 人の心理はわからない」 そう気づいた苦い思い出です
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>